2002年、ケニアのカクマ難民キャンプの難民が書いた詩集『ママ・カクマ』を日本で出版したのがRENの活動の原点です。
[内容](「BOOK」データベースより) 難民―貧困・飢餓・病気に苦しみ、故郷や家族を失って絶望する人々。しかし、マスメディアを通して浮かび上がる「惨めでかわいそうな存在」としての難民像は、果たして彼ら一人一人の本当の姿なのだろうか。一方的に報道される彼らは、向けられたカメラをただ無言のまま見つめているだけで、答えてはくれない。本書に登場するのは、ケニアのカクマ難民キャンプに暮らすアフリカ難民。「無言の壁」を自力で越えようと彼らが書き続けてきた詩を、読者に直接、伝えたい。