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難民不認定取消訴訟の続き

それからの5年間、Bさんが直面したのは、難民不認定処分、退去強制命令発布、在留特別許可をしない旨の決定、東京入国管理局への収容、仮放免という希望の見えない日々でした。この間、物心両面に亘ってBさんを支えてきたのが、横浜・寿町を本拠に外国人労働者の生活を支援しているカラバオの会と難民にビーズ・アクセサリーの製作を指導してきたRENでした。そして2015年8月28日、2年間に及んだ難民不認定取消訴訟で原告Bさんは、国家賠償請求の却下等を除けば、ほぼ完全な勝訴を手にしました。被告である国の難民に向き合う姿勢や方針からも、裁判の経過は楽観視できないものだっただけに、「原告の請求通り、被告の難民不認定処分を取り消し、原告の難民認定を義務づけ、被告の意義申立却下裁決と退去強制命令書発布処分を取り消す」という判決は期待を上回るものでした。Bさんを励まし支えてきた神原元弁護士、小笠原友輔弁護士、そして入管収容中のBさんへのフランス語での聞き取りを続けてきた明治学院大学の浪岡新太郎准教授の信念と熱意がもたらした勝訴でした。傍聴席で判決を聞いたカラバオの会とRENの面々にとっても忘れられない日となりました。そしてもちろん、誰よりも、この日を待ち望み、喜びをかみしめたのはBさんでした。

 

晴れて就労許可も得たBさんは今、日本の某企業に就職して働いています。将来はフランス語の先生になることが一番の希望です。まじめで努力家のBさんですから、遠からず希望を実現できると信じています。

 

2016年度の日本での難民認定申請者数は10901人で難民として認定された人はわずか28人でした。Bさんのような状況におかれて日本にいる難民は何万人もいるのです。そういう事実を一人でも多くの日本人に知ってもらうこともRENの重要な活動だと考えています。